負けた。ぐうの音も出ないほどの、完敗。
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— スカパー!サッカー (@sptv_football) 2021年10月28日
C大阪が3発快勝で
ベスト4進出❗️
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🌸ハイライト🌸
🏅#天皇杯 準々決勝
🆚 #名古屋グランパス × #セレッソ大阪
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名古屋の弱点といえるセットプレーから二失点。先制した試合が17勝1分1敗、先制されると0勝1分8敗なるデータも見た。今更ながら駄目だ、先制されちゃ絶対駄目。
だってマッシモよ、ちょっと物申していいですか。
先制したら用意周到なのに先制されたら急に何その試行錯誤。ねえマッシモ、システム変えたらマテウスが迷子だよ。教えてマッシモ、森下はサイドバックなのウイングバックなの。ちょっとマッシモ、森下がボランチって正気ですか。追われるのは得意でも追いかけるのが苦手なイタリア人なんてジローラモに泥塗るなよ。
どれだけ致命的な綻びがなくとも、試合の流れそっちのけでゲームの均衡が動くセットプレーが頭痛い。
セットプレーがキーになるというところで、羽田コーチを中心にスタッフが沢山の準備をしてくれた
いやはや、大一番に向け相手は用意周到だった。
それもこれも清武弘嗣という正確無比なプレスキッカーの存在あってこそ。大一番ほど試合の決め手は細部に宿る、突きつけられた課題とダメージはあまりに重い。自ら試合を壊す原因を中二日で果たしてどう改善する。
10/27(水) 18:00 KICK OFF⚽️
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) 2021年10月27日
NAGOYA GRAMPUS × CEREZO OSAKA
🐺🌸STARTING LINEUP🌸🐺
キックオフ迫る!
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あれほど試合を見返して予習をしたのに、リーグで試合に絡んでた選手がほぼいない。なんて無駄な時間だったんだ小菊よ(時間返せ)。まさに『ハイリスクハイリターン』、小菊昭雄監督はああみえて勝負師だった。
直近のリーグ戦から中2日、そして、すぐに中2日でルヴァンカップのファイナルがあるということで、今日のゲームの選手起用は、正直、悩みました。ただ、やはりこの連戦を総力戦で乗り切りたいと。そして、いつも本当に、試合に絡まない時もよく準備してくれている選手たちの、勝ちたい、試合に出たい、そういったパワーを信頼して、今日のメンバーをチョイスしました
いつも、メンバー外の練習でも、普段の練習でも、一生懸命、準備してくれていた選手たちが躍動してくれたことが一番、嬉しく思います
結果はご存知の通り、セレッソの大勝ちである。
まず一つに『サブ組(と称するのも失礼だが)』で天皇杯を勝ち上がれたこと。そしてもう一つ、明確にルヴァン杯決勝へ照準を合わせたことで、主力組を丸一週間休ませることに成功したこと。対する名古屋は100日間弁当食べたマッシモがブレることなく主力を投入。分かっちゃいたが中二日で決勝戦を迎えることとなる。
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『矛vs盾』などとキャッチーなコピーがつけられる対戦ではないと思っていた。ただ今となっては『対極のマネジメント対決』になってしまったことが悩ましい。予め断っておくと、決してマッシモの決断を非難するつもりはない。確かに酷使の連続だが、でもだからこそ今の成果があることも重々承知している。とはいえこの正念場の局面で、まさか相手がこれほど極端なターンオーバーを試みると名古屋陣営は予想しただろうか。一方でセレッソの視点で見ていくと、ルヴァン杯準決勝で浦和を破り、リーグでは横浜Fマリノスを返り討ちとし、ここにきてルヴァン前哨戦をサブ組で乗り切った。いやいやこれでレギュラー組が燃えないはずはないだろう。
我々は自覚すべきだ、圧倒的に『劣勢』なのだと。
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天皇杯をみていて何が一番気になったか。(完全に主観だが)選手たちから覇気が感じられなかったことだ。プレーから、絶対に勝ちたいだとか、どんな状況でも諦めないだとか、なんだかただの根性論だが、でもそういった想いが感じられなかったのは私だけだろうか。いや、決して『気がない』という話ではない。言うまでもなく、誰しもが勝ちたいに決まってる。『身体の限界』に映ってしまったのだ。疲れ切っていないかと。
そしてセレッソ。彼らの何が脅威だろうか。
選手たちから活気を感じることだ。躍動感や一体感が日に日に増していると実感しているのは、おそらく選手たちもサポーターも同様だろう。チームの雰囲気が良く、チームの向かおうとする先に多くの選手がポジティブに向き合っている印象を受ける。決して難解なフットボールをしているわけではない。そこにあるのはシンプルで、だからこそハードワークする選手たちの姿である。
この状況だからこそ今一度考えたい。今、何が出来る。
私は....優勝して欲しいとか勝って欲しいとか、そんな『願望』だけ語ってちゃ駄目なんだと今は思う。
走らせたい。私たちの想いで、突き動かしたい。
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苦しいとき、選手たちの背中を押したい。あと一歩が必要なとき、その一歩が出るように力を貸したい。逆境に立ったとき、まだ大丈夫だと思わせたい。あの大邱戦のように、どれだけ引き離されようと、何度でも喰らいつく名古屋が観たい。苦しい選手たちを、支えたい。
いや、そんなのマジで精神論なことくらい理解してる。
でもさ、ここまできたらなんか力になりたいじゃん。あんなボロボロな姿見たら、もう結果がどうこう以前に貴方達の力になりたいわ。我々の力で勝たせてやりたい。
だからって何が出来るんだとちっぽけな存在の自分を恨むけど、みんな、何かやれることやろう。いつもよりデカい音で拍手するとかさ、めちゃくちゃ想いのこもったメッセージ掲げるとか、ひたすらスタジアムで願うでもいいし、テレビの前だって一緒に戦えるでしょう。キャンプしててもスマホで逐一チェックしてよ。子供と遊んでてもそっちのけでテレビに目を向けてよ。それが選手たちに何の役に立つか分からないけどさ、今こそ想いを一つにするときだと思うんだ。走れよ!じゃなくてさ、走れ!!!!!って土曜日は願おうみんなで。
あーなんでこんなときに限って声が出せないのか。声って貴重だ。皮肉だけど、今だからこそ痛感する。
声に出せなくともやれることって何がある。どうすればこの想いは届く。だってさ、好きな相手をじっと見て成就することなかなかないもの。声に出さなくとも想いを伝える、ならそれ以外のこと必死にやる以外道ないわ。
どの立場で言ってんだと誰より自分自身が分かってる。
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でもさ、今なんだよ。今回の天皇杯を『情けない敗戦』で終わらせちゃ駄目だ。『あれほどまでに選手たちは疲弊している』と、知るきっかけにしなきゃ駄目。
ルヴァン杯決勝の前で良かったぞ。まだ、間に合う。
我々の力で選手たちを突き動かそう。こんな俺に何が出来るんだと思うけれど、自己満でいいから力になってると信じて、それぞれがそれぞれの場所でやれることやろう。めちゃくちゃ願う、めちゃくちゃ手叩く、めちゃくちゃグラップのリズム刻む、めちゃくちゃ頑張れとSNSで叫ぶ。なんでもええやん。伝われ、選手に伝われ。
それでもし勝てるなら、例えドン引きワンチャンサッカーでも(マッシモ怒らないで)、過去に監督へ浴びせたブーイングうざいくらいぶり返されても(マッシモはやる絶対やる)、優勝賞金でジローラモとめっちゃワイン飲まれても(ジローラモ喜ぶ)、来季の年俸どかーん上がっても(拝啓トヨタ様)何でも受け入れる覚悟ある。
ほんとはこんな決戦前に狙ったかのように書くつもりなかったけどさ、一人の意見としてやっぱり言いたい。
落ち込んでる暇はないぞ、と。今、ここやぞって。
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天皇杯の敗戦は今一度、俺ら他人事じゃアカンと思い知らされた。観戦者じゃなく戦わないかん。選手たち動いてくださいじゃない。選手たちを動かすのは、俺たち。絶対にそうだと信じろ。だから落ち込むんじゃなくて、気づけてよかったって思おうよ。セーフ、セーーフ!
ファミリーファミリー言うけどさ、正直どこかのタイミングで『ん?本当にこれファミリーか?』って思うことあったさ(ぶっちゃけ)。でも、ファミリーなんでしょう、名古屋を愛する者は皆。選手たちが苦しいとき支えるのは誰だ。ファミリーしかいないじゃん。
ピッチにいるのは11名。でも、グランパスファミリーは『万』といる。選手たちの心が折れかけたときは、俺たちが勇気づけよう。俺たちが、彼等の脚を突き動かす。
駄文に付き合ってくれて感謝。でも、本気なので。
今こそ『ファミリー』の力が必要。戦うよ。